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3つの 傷跡を目立たなくするアイテム とは?
2015年6月9日アメリカ皮膚学会でアメリカのマウント・サイナイ・アイカーン医科大学エレン・マーマー氏研究グループが、小さな傷であれば、傷跡を目立たなくする方法を、発表しました。
用意する基本のアイテムは絆創膏、ワセリン、SPF30以上の日焼け止めの3つです。
1.傷口は常に清潔に
刺激の少ないせっけんで洗い、バイキンや汚れを落とす。
2.傷が治るのを助ける
・ワセリンで傷口を保湿する。傷跡が大きく、深く、かゆくなるのを防ぐ。
・皮膚が敏感な場合は、粘着性のないガーゼのパッドを使う。
・絆創膏で皮膚を覆う。大きめの傷はシリコンやハイドロゲルのパッドを使うと良い。
3.傷を清潔に保つ
絆創膏は毎日交換する。ガーゼやその他のパッドも同様に。
4.傷跡を早く消す
治った後、傷口にSPF30以上の日焼け止めを繰り返し塗る。日焼けを避けることで、傷跡が早く消える。
万能というわけではありませんが、効果的な方法であると、報告しています。傷跡の見た目が不安な時は、皮膚科へ受診しましょう。
傷の箇所によっては目立ったり、いつまでも残ってしまうこともあります。傷口を清潔にして、毎日絆創膏を張り替え、ワセリンを塗り、傷口が閉じたらSPF30以上の日焼け止めを傷口に塗る。簡単な手当てを行うだけで、傷口が目立たなくなるそうです。夏から秋にかけて外で遊ぶ機会や運動会、遠足など、ケガをするキッカケが多くなります。いつでも手当てができるように、ワセリン、絆創膏、日焼け止めを準備しておきましょう。
参考http://www.mededge.jp/a/oper/14702
監修:岡本良平(医師、東京医科歯科大学名誉教授)
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