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母乳売買 :お酒と煙草は母乳に悪影響
母子手帳には「出産後も授乳中の飲酒は控えましょう」と明記されています。飲酒をすることで母乳からはアルコールが検出されます。飲酒後30~60分で母乳からアルコールが検出されるというデータもあり、血中アルコール濃度が高まると赤ちゃんに大きな影響を与えてしまいます。
また、飲酒以上に悪影響なのが煙草です。赤ちゃんへの授乳中に煙草を吸うと、母乳からはニコチンが検出されます。産まれて間もない赤ちゃんの身体にニコチンを入れてしまうと、不眠やおう吐といった急性ニコチン中毒の症状が表れることがあります。
ネットで販売されている母乳の母体が、必ずしも飲酒や喫煙をしていないとは言い切れません。もしかするとアルコールやニコチンが含まれ、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性もあるのです。
母乳売買 :薬の副作用で母乳が出ることも…
また、服用している薬の副作用として母体でない身体から母乳が出ることもあります。特にリスパダールやドクマチール、セロクエルといったうつ病に使われる治療薬を服用することで、乳汁を分泌するホルモンが刺激され、母乳が出ると言われています。妊婦や経産婦でなくとも母乳が出る状態は危険なので、病院で適切な薬に変えてもらいましょう。
とはいえ、授乳中の薬の服用が母乳に影響を与えるように、薬を飲んだことで分泌される乳汁も、赤ちゃんにとっていい影響を与えない場合もあります。ネット売買されている母乳は、薬を服用して出てきた母乳である可能性もゼロとは言い切れません。
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