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チャイルドシートの必要性 !6歳未満のチャイルドシート装着は義務
上記のような経験もあって、筆者はチャイルドシートの使用率は100%なのだと思っていました。しかし、冒頭の調査結果が示すように、実際は違います。
15年ほど前から、6歳未満のチャイルドシートの使用は義務化されているのですが、4割近い親が使用していないことになります。
警察庁とJAFによる調査では、1歳未満の乳児に対する使用率は85.2%だったのに対し、5歳の幼児に対しては38.1%でした。子供の年齢が上がるにつれ、使用率は下がる傾向にあるのです。ちなみに、チャイルドシートの装着は義務なので、違反をすれば行政処分(1点)の対象です。
チャイルドシートの必要性 !死亡リスクを75%も低減できる
もちろん、いちばん大切なのは交通事故を起こさないことです。しかし、どんなに安全運転をしていても、事故に巻き込まれることはあり得ます。年齢が上がるにつれて使用率が下がっているのは、子供の成長に対してチャイルドシートの買い替えが追いつかないなど、何らかの事情はあるでしょう。
しかし、万が一事故に遭った時、チャイルドシートがあるのとないのでは、被害の度合に大きな差が出ます。
チャイルドシートを使用したからといって、子供の安全を100%守れるとは限りません。しかし、JAFによれば、チャイルドシートを正しく着用すれば、乳幼児の死亡者は75%も減少し、重傷者も57%減少するのです。子供の体に合った、また、乗用車にも合ったチャイルドシートを正しく使用しましょう。
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