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執筆:Mocosuku編集部
監修:樋口二三男(医師)
本格的な暑さが到来し、海や川、プールなどで遊ぶ家族連れの姿も多くなってきました。そこで注意したいのが、毎年のように言われている「水難事故」。
でもじつは、泳いだあと自宅に帰ってからも起こり得る「溺水(できすい)」事故もあると、インターネットやTVで報じられています。どのような症状なのでしょうか、詳しくみてみましょう。
乾性溺水とは?:泳いだあとの昼寝は子どもなら当然だけど!?
2013年6月に、アメリカ・ノースカロライナ州で暮らしていた10歳の男の子ジョニー君は、母親とプールで遊んだあと、自宅に帰ってから、『眠たくなった…』といって昼寝をしたそうです。
しかし約1時間後、母親はジョニー君がベッドの上で死亡しているのを発見。死因は「乾性溺水(かんせいできすい)」という症状によるもので、いわゆる「溺死」だったというのです。
水泳はとても体力を使います。子どもが夏休みにプールなどに行って、午後から昼寝をする、という場面は家庭でもよく見られることですよね。どうしてそのような症状を発症したのでしょうか。
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