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お店で「BGM心理学」が用いられているところも…
音楽心理学者であり、音環境コンサルタントでもある斎藤寛さんの「BGM心理学」によると、最近では、音楽がもたらす心理的作用を使ったマーケティング法も取り上げられており、場面や時間によってBGMを使い分けているお店も多くなっています。BGMが購買意欲をそそることもあり、売上がアップするお店もあります。
喫茶店や飲食店で落ち着いた曲が流れていると「雰囲気のいいお店」「くつろげる」などと常連客をつくるきっかけができ、スーパーでテンポのいい曲が流れていると回転率があがるという効果もあります。
場所や時間、そのときの気分を見ながら「音楽」を使ってみるのもいいかもしれません。
参考:音楽作品の調性が感情に及ぼす影響について(http://kgur.kwansei.ac.jp/dspace/bitstream/10236/10821/1/35.p1-7.pdf)
感情反応にもたらす音楽の効果と関連(http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~tsuchida/thesis06/nawata.pdf)
BGM心理学(http://www.otokan.com/musicpsychology/)
<監修>
山本恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター、心理学者。立教大学大学院卒、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長
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