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2015年8月26日、北海道で小学生とその家族に「 細菌性赤痢 」の感染があったとする報道がありました。今回の感染者は海外への渡航歴はないとのことですが、現在の日本では、赤痢の発生はほとんどないといわれています。では、 細菌性赤痢 にはどのように感染するのでしょう?
細菌性赤痢 とは
病原体である「赤痢菌」の経口感染によって起こる。急性感染性大腸炎です。世界中で広く見られ、特に衛生状態の悪い国でしばしば発症します。
ここ数年の日本人の感染は年間500〜600人ほどで、その60〜70%は国外での感染です。地域としてはインドネシア、インド、中国、ベトナム、タイなどのアジア諸国が多く、次いでエジプトなどのアフリカ地域で見られます。
国内での感染例としては、海外での感染者からの二次感染、輸入食品の汚染によるもの、また、牡蠣を介した全国規模の感染などもありました。
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