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痩せる原因
不健康な痩せは、代謝を維持する甲状腺ホルモンの一種の分泌量が極度に低下して起こります。この状態が起こる疾患としては、がんのほかに糖尿病、甲状腺機能亢進症、胃や腸の疾患、悪性腫瘍、精神疾患、結核などがあります。
がん以外の病気の場合は痩せる以外にもさまざまな症状が出ますが、がんの場合には、痩せることだけが主な症状である場合があります。
痩せ過ぎの症状
上記のような病気を発症しているかどうかに関わらず、痩せ過ぎの人には身体に次のような症状が現れます。
無月経
体重が減ってエネルギーが不足すると、私たちの身体は生命維持に必要な機能を優先させて、身体を守ろうとします。これにより、女性の場合、生殖機能がストップします。短期間に体重が10%以上減ると、女性ホルモンが分泌されず、排卵が起こらなくなると言われています。このため、痩せ過ぎのサインとして無月経は見逃せません。
胃腸のトラブル・食欲低下
痩せ過ぎの人には、胃が痛い、重い、気持ちが悪い、お腹があまり空かない、お腹を壊しやすいといった症状があります。食欲が減退してきて痩せてきた場合は、主に胃腸や肝臓、膵臓など消化器系の病気の可能性があります。胃腸の働きが低下すると食物の消化吸収が低下して痩せてきます。
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