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口の中のねばつき があったときは歯周病にも注意する
口の中のねばつき や口臭は、歯周病が始まるサインの可能性もあります。そんな時は早めの予防が大事です。放っておくと歯茎が衰えてしまい、悪化すると歯が抜けてボロボロになる危険もあります。歯みがきをすると血が出る、などの症状があれば、早めに歯科医院を受診して治療を受けましょう。
食後や寝る前にきちんと歯みがきをしているつもりでも、どうしても細かいところまで完璧にはみがけないものです。みがき残しがあるとプラークが生じ、口内環境を悪化させます。
従って、虫歯や歯周病の症状がなくても、定期的に歯科医院で口の中をリフレッシュしてもらうことが大切です。そのままにしていると、5年後、10年後、歯茎の位置や色、形は変わってしまうでしょう。歯茎が衰えると歯が長く見え、見た目も悪くなってしまいます。
口の中のねばつき :毎日のケアでもダメなら歯科医へ
歯の健康の基本は、毎食後、1日3回の歯みがきです。口内のプラークをきちんと掃除することを「プラークコントロール」といいます。口の中のネバネバは、プラークコントロールがうまくできていないサインといえます。
上記のような点に気をつけて口内のケアをしても、やっぱりネバネバがとれないという場合は、一度歯科医院でチェックしてもらうことをお勧めします。放置していても、状況が悪くなることはあっても良くなることはまずないと思ってください。
執筆:南部 洋子(看護師)
監修:石川 毅(歯科医:アイデンタルオフィス恵比寿 院長)
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