「 意識高い系 」っていったい何がしたいの?

Mocosuku(もこすく)
  • 「 意識高い系 」っていったい何がしたいの?

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を配信

「 意識高い系 」っていったい何がしたいの?

公開日時
更新日時

「スキーム」、「アジェンダ」、「フェーズ」など横文字を偉そうに使いたがる、人脈作りにいそしんで有力者とのつながりを自慢する、そのくせ自分は何もしていない……。
 
これらは「 意識高い系 」といわれる人々の特徴です。
「意識高い系」とは就活市場を中心に数年前から言われるようになってきた言葉です。
彼らの特徴をまとめると、何もできないくせに自分の意識の高さに酔いしれている人々、ということができるでしょう。

 

彼らは人に自分をアピールするのが大好きです。
 
大して意味があるとも思えない問題意識をアピールし、何の成果にもつながらない自分の努力をアピールし、小難しい言葉を知っていることをアピールし、仕事ができそうなアイテムをこれ見よがしに持ち歩き、ちょっと控えめな人を見下してやたらと啓蒙しようと皮肉交じりに話しかけ、そして自分がウザがられているとは夢にも思わない……。
などなど、痛いポイント満載です。

 

自分に酔いしれていられるは、ある意味で幸せなのかもしれません。
とはいえ、彼らはいったい何がしたいのでしょうか。
また、何を求めているのでしょうか。そして、どう付き合えばいいのでしょうか?
 
神奈川大学教授、心理学者の杉山崇さんにお話しを伺いました。
 
 

「 意識高い系 」の人がもつ恐怖心

 
「意識高い系」は、実は若い人だけでなく熟年層や団塊の世代にもいます。
実は、彼らは何もできない自分が怖いのです。
そして、何もできない自分と向き合う勇気もありません。
 
そこで、誰も注目しないような変な問題意識を持ち出して「自分は愚民どもとは違う!えらいんだぜ!」という幻を作り出し、そこに逃げ込んでいるのです。

 

何もできない怖さが被害妄想に発展すると重い精神病理に発展することもあります。
意識高い系のみなさんは、自分に酔いしれる形で被害妄想は持たないように生きているため、そういう意味ではまだ健康な範囲内ということができます。
 
ただ、周囲は迷惑することもありますので、健全と言えるかどうかはわかりません。

 
 

<つづきを読む>

1 / 2 ページ

スポンサーリンク

先週よく読まれた記事

ヨガはどうしてカラダに良いの? 医学的に掘り下げてみよう

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 昨今のヨガブームにより、趣味としてヨガを楽しまれている方も多いのではないでしょうか。 「なんとなく健康に良さそう」というイメージの強いヨ...

不眠症ならぬ「過眠症」をご存じですか? 症状や原因とは

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ あなたは自分の睡眠に満足していますか? 睡眠の悩みと聞くと、多くの方が思い浮かべるのは「不眠症」でしょう。 しかし、「過眠症」で悩んでい...

朝起きたら首が… やっかいな「寝違え」の原因と治し方

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師) 医療監修:株式会社とらうべ 「朝起きたら首が痛い・・・寝違えたかも!?」 このような経験、どなたも一度はあるでしょう。 そもそも寝違えはどうして...

冷え対策に、「温活」をはじめよう!

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 婚活、妊活、終活など、最近は「〇活」というコトバがよく使われています。 「温活」もそのうちのひとつで、今や書籍やインターネットなどあちこ...

「失神」と「睡眠」の違い どこに注目すればいい?

執筆:南部 洋子(看護師) 監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ) 「失神」と「睡眠」の違い、見た目ではなにがどう違うのか、わかりませんよね。 例えば、飲み会...

つった! 寝ていたら足がつるのはどうして?対処法は?

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士) 夜寝ている時、突然足がつってしまい、激痛で目が覚めた! そんな経験をされた方、いらっしゃいませんか? 突然起こる足のつり。どうしてこのようなことが起...

働く人に増えている「適応障害」 原因となる3つのパターン

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合...

【メンタルヘルス】新着記事

スポーツ選手によく聞く「イップス」はどういう病気?

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ イップス(yips)はもともとゴルフ用語から派生しています。 ゴルフのパットなどで精神を集中しなければならない時に、緊張から震えが起こる...

2018/07/03 18:30掲載

人前で字を書くと異常に震える… 「書痙」は“書く”ことへの恐怖症

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 「書痙(しょけい)」という疾患をご存知でしょうか。 聞きなれない名前ですが、症状を知ると誰しも似たような経験をお持ちかもしれません。 文...

2018/06/12 18:30掲載

理由はないけど、なんとなく憂うつ… この気分はどう晴らす?

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 「憂うつ」は、気持ちが落ち込んで晴れ晴れとしない状態を表わします。 「メランコリー」とか「ブルー」などと表現する人もいますね。 ...

2018/06/03 18:30掲載

大人の人見知り…。なおす方法はありますか?

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 「人見知り」は、もともと赤ちゃんの成長に欠かせない葛藤を意味する用語です。 しかし近年、「大人の人見知り」が増えていると言われ、...

2018/04/15 18:30掲載

自分の皮膚をむしり取る? ココロの病気「皮膚むしり症」

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ カサブタが気になって剥がしてしまう… 吹き出物ができて、つい潰してしまった… このような行為に至るのことはどなたも経験をお持ちで...

2018/04/12 18:30掲載

自分は醜いと思い込む… 女性に多い「醜形恐怖症」とは

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 他人は何とも思っていないのに、自分の外見や容貌に極度にとらわれてしまうのが醜形恐怖症です。 見た目のささいな欠点に思い悩み、精神...

2018/04/09 18:30掲載