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乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、元気だった 赤ちゃんの突然死 を引き起こす病気です。事故や窒息といった原因があるわけではないのに、眠っている間に突然死亡してしまうという特徴があります。発症は年々減少傾向にはあるものの、乳児(0歳)の死亡原因の第3位となっており、平成26年には全国で146人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっています。 厚生労働省は平成11年度から、11月を乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間と定め、啓発活動を進めています。赤ちゃんの突然死を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。
赤ちゃんの突然死 はっきりとした原因は分かっていません
乳幼児突然死症候群の原因は解明されていません。しかし、発生しやすい条件はある程度分かっています。男児、早産児、低出生体重児のリスクが高く、起きやすい時期としては冬季、早朝から午前中が挙げられます。また、うつぶせ寝や両親の喫煙、人工乳で育てられた場合に多いとの報告があります(「平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究」)」。
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