(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
厚生労働省が発表した2011年の『患者調査』では、うつ病などで通院している人は95万8000人とされています。病院にかかっていない人も含めれば、100万人を超す人が苦しんでいると考えられます。うつ病が珍しいものでなくなった一方で、その症状や治療に関する理解が十分に進んでいるとは言えないのが現状です。ここでは うつ病の例 をご紹介します。人がうつ病を発症する理由はさまざまで、たどる経過にも個人差はありますが、ひとつの典型例と言えるでしょう。
【 うつ病の例 】すべてのことに意欲がなくなる
Aさん(30代女性・独身)はある日、職場で誰もいない時に涙が止まらなくなりました。仕事をしていてもやる気が出ず、プライベートでも何かをしようという意欲がまったく起きなくなってしまいました。
このままではまずいと思い、医者に行ったところ、うつ病と診断され休職すべきとの指示が出ました。仕事を休むのは気が進みませんでしたが、いまの自分では結果を出せないとも思いました。悔しいけれど、休む以外にはどうしようもないと考えて、自分を納得させました。
スポンサーリンク