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現実逃避に走るのではなく「自分を見つめ直す」
一方で解放感を「自分を確認する時間」として使えると、新鮮な気持ちで日常に戻りやすいようです。
日々の役割の中では不本意なこともあれば、理不尽な思いも重ねます。
本来の自分自身に戻って、気の置けない仲間たちと自分としての誇りや価値、そして自分の生き方を再確認できると自分として生まれ変わったような気持ちにもなれます。
その気持ちを新年の新しい日常に持ち込めれば、飽き飽きした責任や負担も新鮮に感じられるのです。
日常の責任や負担が重すぎる場合は年末年始の解放感だけでは自分を取り戻すまではいたらない場合もあります。
ですが、せっかくの解放感ですので、単なる現実逃避に浪費するのはもったいないです。
解放感の中で本来のあなたの価値やあなたの誇りを再確認するように意識してみると仕事始めの何かが違うかもしれません。
ぜひ、試してみてください。
<執筆者プロフィール>
杉山 崇
神奈川大学人間科学部/大学院人間科学研究科教授。心理相談センター所長、教育支援センター副所長。臨床心理士、一級キャリアコンサルティング技能士、公益社団法人日本心理学会代議員。
公式サイトはこちら⇒ http://www.sugys-lab.com/
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