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トイレピッカピカ編
毎日使用するトイレは気持ちよく使うためにも清潔な状態を心がけたいですね。風水ではトイレを綺麗にしていると金運がアップするとか。すみずみまで一掃してスッキリさせましょう。
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●トイレの消臭には重曹?クエン酸?
重曹の「消臭の働き」はよく知られていますが、トイレのアンモニア臭はアルカリ性なので、臭いの分解には酸性の「クエン酸」が働きます。アンモニア臭以外のトイレ空間の消臭には容器に入れた重曹パウダーを、アンモニア臭対策には、クエン酸水スプレーをストックしておき、気になるときに便器にシュっとひとふき、上手に使い分けてみましょう。
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クエン酸水スプレーには、抗菌の働きをもつ、ペパーミント、ティートゥリー、ユーカリや、柑橘系のレモンやオレンジスイートなどの天然のアロマエッセンシャルオイル(精油)を加えるのもおすすめです。爽やかな芳香が楽しめるだけではなく、トイレを衛生的に保つためにも役立ちます。
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<クエン酸水スプレーのつくりかた>
1.500mlのスプレーボトルにクエン酸を小さじ1杯入れる。
2.水を注ぎ入れ、ボトルを締めてよく振りまぜる。
(アロマクエン酸水スプレーにする場合は、さらに精油を数滴垂らし、よく振りまぜる。)
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●なかなか落ちない尿石除去には?
お子さんのいるご家庭などでは、とくに気になるのが、尿の飛び散りです。汚れは蓄積すると黄ばんで固まり、尿石となってしまいます。尿石とは尿に含まれるカルシウムイオンが空気中の二酸化炭素と結合して固くなった炭酸カルシウム。便器にこびりついてしまうとブラシを使っても簡単には落ちません。アルカリ性の尿石汚れは、酸性の性質をもつクエン酸を用いることで除去しやすくなります。
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<クエン酸パックのやり方>
クエン酸水スプレーだけでは落ちない、ガンコな尿石には、少量の水で濃く溶いたクエン酸を使いましょう。カチカチした尿石のついた便器のふち部分などに、トロリとしたクエン酸水を浸したキッチンペーパーを貼り付けてパックします(便器の中に落として流してしまわないよう、タップリつけたものを貼り付けるのがポイント)。汚れの具合によって時間を置いて剥がし、キッチンペーパーはトイレには流さずにゴミとして捨てます。あとはトイレブラシなどで軽く磨くと、ポロポロ剥がれてピカピカに。尿石はトイレの悪臭の原因にもなるので、しっかり落として清潔なトイレを保ちたいですね。
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●黒ずみにシュワシュワ発泡洗浄!
便器の中の黒ずみは、重曹とクエン酸を使ったシュワシュワ発泡洗浄でスッキリさせましょう。重曹とクエン酸に水が反応するのを利用したお掃除方法です。この泡はしばらくするとすぐに消えてしまいますが、強力な洗浄効果が期待できます。
使い方は簡単。便器に重曹とクエン酸を振り入れ、シュワシュワと発泡させ、泡が消えないうちにブラシで黒い汚れを磨いていきます。
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<シュワシュワ発泡洗浄のやりかた>
1.重曹大さじ2杯、クエン酸大さじ1杯を便器の中に入れる。(汚れの範囲に応じて加減してください。)
2.水をつけたトイレブラシを重曹とクエン酸に触れさせ、反応してシュワシュワ発泡した泡で汚れた部分を磨いて洗浄します。汚れがひどい場合は、さらに泡部分に何枚か重ねたトイレットペーパーをのせ、数時間おいてから流してみましょう。
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★クエン酸を使用するときの注意事項!!
※酸性のクエン酸は、塩素系の洗剤と混ぜると有害ガスが発生し大変危険です。他の洗浄剤との併用は避けてください。
※クエン酸は金属部分を傷める可能性があるのでご注意ください。トイレタンク内などへの使用はお控えください。※精油成分は分離しやすいため、使用前によく振ってからお使いください。
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■執筆者プロフィール
磯部 花央璃 (いそべ かおり)
JAMHA認定ハーバルセラピスト。AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。JATA認定ハーブセラピスト、ハーブティーソムリエ。日本園芸協会認定ハーブコーディネーター。植物の癒しのパワーを身を以て実感した経験から、ハーブを学ぶ。健康や美容に役立つハーブやアロマテラピーの利用方法・楽しみ方を提案。ハーバルライターとしても多数執筆中。ハーブ&アロマkaori herbalroom主宰。
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