(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
現在、経営者として活躍中の村井氏は3年前に突然うつ病になり様々な苦しみを経験しながらも、克服しました。村井氏は、うつ病に苦しむ人々の為に改善のきっかけになればと考え、自らの体験を執筆しようと決意しました。
今回は、回復のきっかけをつかんだ村井氏が、PEA診断に基 づく新たな治療を開始し、更に回復していく軌跡についてお話いただきます。(なお、本記事内で説明されている症状、治療内容はあくまで村井氏個人の体験したものです。)
うつと向き合い、情報収集を重ねる
1日も早くうつを完全に克服したいとの思いが前にもまして強くなり、体を動かすことはことはもちろんのこと、その負荷も徐々に上げていきました。一方で、自らが本当にうつ病であるのかの最終決着をつけるべく、以前とは違う前向きな気持ちで、うつについて情報収集を始めました。
インターネット上で「うつ、薬なし、減薬、名医、最新治療、完解」等のキーワードを使って検索を掛けまくりました。「名医」で出て きた先生の中には、自らがうつを克服した方がいましたので、惹かれる部分も大きかったのですが、認知行動療法的な傾向が強く受診する気にはなれませんでした。また「鍼灸療法」も、結局は胃腸の調子を整えるだけの様な気がしました。「高照度光刺激療法」は、これで治るのなら、うつ病の患者はもっと減る気がしました。「電気けいれん治療法」(両前頭葉の皮膚に電極をあてて通電を行う)「経頭蓋磁気刺激治療法」(頭部に磁気を照射する)は、正直怖くて…などの理由で、情報収集はするものの、新しい治療法を試す事を踏み切れずにいました。
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