ベッキーを批判する側の論理-小中学生女子の「いじめ直前」の空気感

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ベッキーを批判する側の論理-小中学生女子の「いじめ直前」の空気感

公開日時

若い女子集団にありがちな空気感

 
ベッキーさんは「好感度タレント」と呼ばれる芸能人、清潔感と清々しさを売っていました。
しかし今回のスキャンダルで売り物が無くなりました。
 
イメージが重要なCMについてはスポンサーが離れるのはやむを得ないと言えます。
ですが、視聴者からの同情人気も集まらずクレームが入り続けるのは、別の理由があります。
 
それは「女の敵は女」ということです。
 
ベッキーさんはスキャンダル以前から優等生すぎるイメージが女性たちから反感を買い、女性が嫌いなハーフタレント第一位だったようです。
女性は女性特有の直観で「あんな優等生なんて、嘘に決まってる!」と見抜いていたのでしょうね。
 
これは小学校高学年から中学校の女子集団の中で時折みられる空気感と同じです。
 
小4、小5くらいから女子は競争意識が強くなり、本能的にお互いに荒さがしをするようになります。
もちろん、一部には競争を好まない気のいい女子もいるわけですが、ベッキーさんタイプのあまりにも清々しい優等生女子が目立つと「ぼろが出たら叩く!」という空気が自然と出来上がるのです。
 
 

「休業」は好判断ではあるが…

 
先生や男子からも評判が良くて華のある女子が、ある日を境に女子の中で「ハブられる」「いじめられる」といった現象を目撃した人も少なくないでしょう。
 
スキャンダル発覚以前のベッキーさんは、実は全国の女性TV視聴者の小中学校的な「いじめ直前の空気」に囲まれていたのだと思われます。
 
そして、LINEのキャプチャー画面の流出で
 
「(記者会見では)お友達で押し通す予定」
「不倫ではありません」
「略奪でもありません」
 
と世の中を欺く意志が公表されました。
 
LINE画面の真偽はともかく、「ほら、嘘だったでしょう!!」とベッキーさんいじめが始まったのです。
LINE画面についての会見を開いていないのも大きなマイナスでした。
 
このタイプのいじめは本人が一時的に目立たなくなると沈静化するので、休業したのはいい判断でした。
 
ですが、ベッキーさんは「女」の部分をひたすら隠すことで清潔感を維持してきたタレントさんです。
不倫騒動で「女」の部分が悪い形で強調されてしまいました。イメージは大きく変わったと思います。
 
 

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