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「 コレステロール制限 」よく見る食品とは
コレステロールを多く含む食品としては、卵やマヨネーズ、レバーなどがあげられますが、ここで注目したいのは、それ自体にコレステロールを多く含む食品よりも、コレステロールの数値を上げる働きをする食品です。
血清コレステロールの数値を上げるものとして明らかになっているのが飽和脂肪酸を多く含む食品であり、脂身の多い肉やバター、揚げ物などがその代表です。
また、動物性脂肪や砂糖を多く含むケーキやチョコレートなどのお菓子類も、摂りすぎには注意が必要です。
「コレステロール制限」よりトランス脂肪酸に注意が必要
逆に、血清コレステロールの数値を下げる働きをするものとしては、不飽和脂肪酸を多く含む食品があげられます。不飽和脂肪酸を多く含む食品には、豆腐や納豆などの大豆製品や、背の青い魚、海藻類などがあります。
しかし、不飽和脂肪酸のなかでも、悪玉(LDL)コレステロールの増加を招くといわれる「トランス脂肪酸」には注意が必要です。トランス脂肪酸は悪玉コレステロールだけでなく、免疫機能やアレルギー疾患などに悪影響を与えるという報告もあり、世界的に使用の規制が進んでいるのが現状です。
トランス脂肪酸を多く含む食品の代表としてはマーガリンとショートニングがあげられますが、ショートニングは市販の菓子パンやお菓子、ファストフードの揚げ物などにもよく使用されているため、購入する際は商品の原材料表示やメーカーのホームページなどで確認するようにしましょう。
【参考】
厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kousi/meal.html
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