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ハーブティーの効果 :ハーブティーとして飲めるハーブの部分って?
ティーとして飲用できる使用部位は、そのハーブによって異なります。
葉や花などの柔らかい部分や、茎なども含めた全草、または果実や種子、根などの固い部分を使用するものもあります。同じ植物でも使用部位によって薬効が違う場合があるので、よく確認したうえ、注意して使用したほうがよいでしょう。
美味しいハーブティーの淹れ方(ティーカップ1杯分)
1.ティーポットに茶さじまたはティースプーン1杯のドライハーブを入れ、一杯分のお湯を注ぎ、蓋をしめて香りをとじこめます。
2.ハーブの使用部位によって、3分から5分ほどおいて有効成分を抽出します。
3.ティーカップにティーを注いだら、温かいうちに香りを楽しみながらゆっくり飲みましょう。
※フレッシュハーブを使用する場合はドライハーブの3倍くらいの量が目安です。
※ハーブティーに使用できるハーブは食用の品種で、園芸用の品種とは異なりますので注意してください。
※ハーブによっては既存病のある方や妊娠中や授乳中の方、お子様が使用できないものもありますので、よく確認したうえで飲用するようにしてください。
※長期間にわたる多量の飲用は、かえって健康を損なう場合があります。ハーブティーの飲みすぎには注意しましょう。
ハーブティーの抽出時間について
抽出時間の目安は、葉や花のハーブは3分、根や種子や実など固いハーブはそのままでは成分が抽出されにくいので、直前に少し砕いてから5分以上おくようにします。
ティーポットは抽出中に中のハーブを眺めて楽しめる、耐熱ガラスのタイプがおすすめです。
ハーブを使用する際に注意したいこと
ハーブを利用した植物療法は医療のかわりではなく、健康の増進や病気の予防に役立てるものです。既存病歴のある方、お薬を服用されている方の使用につきましては医師の指示にしたがってください。
体調や体質、利用方法によっては健康を損ねる場合もあります。それぞれのハーブの注意事項や使い方をよく確認したうえ、自己責任で使用するようにしてください。
・執筆者プロフィール:磯部尚美(いそべなおみ)
東京都生まれ。JAMHA認定ハーバルセラピスト。JATA認定ハーブティーソムリエ、ハーブセラピスト。日本園芸協会認定ハーブコーディネーター。植物療法を生活に取り入れ、その薬理作用を実感してハーブを学ぶ。現在三人の男児を育児中。美容や健康維持のためのハーブ療法について研究。優しく寄り添ってくれる植物との共生を感じながら「植物の癒しの力で美しく健康に」をコンセプトにしている。
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