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ストーカー対策は「独りで抱え込まないで相談する」こと
平成12年にストーカー規制法が施行されてから、警察は積極的にストーカー問題に乗り出しています。
警視庁の場合「相談ホットライン」を設けていますし、弁護士など法律家も相談に応じています。また、無言電話などにはNTTが「迷惑電話お断りサービス」(有料)を実施しています。
これらの相談や支援サービスを利用して、独りで抱え込まないことが重要です。
加害者に対しては、警察や司法による抑制はもちろんですが、
パーソナリティ障害や依存症など、病気として治療的に取り組んだり、その未熟さを変えていくよう働きかけるNPO法人の活動などもあるようです。
万が一、ストーカー被害にあってしまった時は独りで抱え込まないで、周囲の人や支援サービスへ相談しましょう。
参考:警視庁「ストーカー被害にあったら」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no1/9110/9110.htm
●執筆者プロフィール:山本恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院博士課程修了、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ 副社長
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