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執筆:井澤佑治(コラムニスト)
監修:岡本良平(東京医科歯科大学名誉教授)
65歳未満で発症する「若年性認知症」の患者は全国で約4万人にものぼるといわれています。
ここでは、「老人性と若年性の違い」「初期症状でわかりにくい症状」などを詳しく見ていきましょう。
若年性認知症の定義
一般的に「高齢者の病気」というイメージの強い認知症ですが、現在では65歳以上で発症した場合を「老人性認知症」、18歳~64歳で発症したものを「若年性認知症」と呼んで区別しています。
老人性認知症の原因はアルツハイマー病によるものがもっとも多いとされていますが、
若年性認知症の場合は「脳卒中」などの脳血管障害が原因となるケースがもっとも多く、そのほかにも「アルツハイマー病」や頭部の外傷など、発症の理由や症状にもさまざまな種類があります。
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