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ストレスをゼロにはできない
私たちはすでに、ストレスをゼロにしようという取り組みからは手を引いています。
ストレスをなくすという試みは現実的ではなく、効果的でもないからです。そもそも、ストレスをなくすというその発想自体が、ストレスが悪者であるという前提に立ったものですから。
ストレスをゼロにするよりも、適切な「ストレス対処法」を持つこと。これが大切です。
どのようなストレス対処法が最良かということは、個人の好みもあるため一概には言えません。ただし、たくさんのストレス対処法を持っていることを自覚できていることは、大切です。
多様なストレス対処法を身につける
改めて、日常生活の中で自分が採用しているストレス対処・気分転換法を確認してみてください。
趣味のようにある程度時間と手間をかけるもの、瞬間的にできるストレッチ、あるいは先々の楽しみのような長期的な視野のものまで、さまざまあるでしょう。なかなか浮かばない時は、じっくりと考えてみるのもいいですし、周囲の人と会話する中で確認してみるのも手です。
私たちは、ストレスが特に高まった時に、普段から「これが自分のストレス対処法だ」と意識できているものにすがる傾向があります。
その時、浮かぶものが「お酒」「パチンコ」「タバコ」などであってもいいのですが、それらしか浮かんでこない人は、少し注意が必要かもしれません。
なぜなら、それらにすがる行動を選ぶことが多くなると、今度は「依存症」という別のストレスフルな問題につながってしまうからです。
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