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ヤケ食いのメカニズム
ストレスを感じているときは交感神経(戦闘モード)が優位に働いている状態です。
そのときに脳はバランスを取るために、副交感神経(休息モード)を働かそうとします。そうすることで、身体を修復する働きが活発になり、精神的にもリラックスができるのです。
そして、副交感神経を優位にする一番手っ取り早い方法が、何かを食べて胃を膨らませることなのです。胃が消化をはじめることで副交感神経が活発に働きます。
ヤケ酒のメカニズム
アルコールは「ドーパミン」や「セロトニン」など脳内ホルモンの分泌を促します。
ドーパミンは別名「快楽ホルモン」とも呼ばれ、楽しさや幸福感を生み出す神経伝達物質です。セロトニンは、不安や恐怖などの感情を抑える働きがある脳内物質です。
また、血圧や心拍を上げるホルモンの分泌を抑える効果もあります。
お酒によるこのような、快楽やココロを安定させる反応のしかたを脳は覚えていて、ストレスを感じたときに、この反応をくり返し求めるのです。
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