(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
監修:株式会社 とらうべ
夏場は急に髪の毛が抜けて「気になる!」という声をよく聞きます。そればかりか、このまま抜け続けてハゲてしまうのではないかと、心配している人も多いようです。
夏場に抜け毛が増えるのは本当です。ただ、それには理由があります。
その原因や、おさえておきたい頭皮ケアのポイントなど、詳しく解説していきましょう
そもそも動物は夏に毛が抜ける
動物は夏に毛が抜けていき、寒くなって冬になると、また、毛が生えてきます。
季節の変わり目には毛が生えかわるのですが、とくに夏になって気温が上がってくると体温も上昇するため、無駄な毛を落として体温を下げようとします。冬から春にかけて気温が上がってくることで抜け毛が出はじめて、夏になるとそれが目立ってくるのです。
こうしたことは、気候にあわせた自然現象ともいえます。
人間も動物ですから、これに準じて夏には毛が抜け、冬には生えてくるのです。
そうはいわれても、髪の毛を洗うと排水溝に抜け毛がたまったり、ブラッシングすると髪の毛がバラっと落ちてきたりすると、やはり心配になりますね。
人の毛髪は10~15万本ほどですが、夏場は通常でも1日に50~100本位は抜け落ちます。
スポンサーリンク