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なぜそうめんは太りやすいと言われているのか
ではなぜ、そうめんには高カロリーや太りやすいというイメージがあるのでしょうか?
その理由は3つ考えられます。
1. 1人前の量
そうめんの1人前の分量はゆでた状態で270gと言われています。これは、うどんの230g、そばの250gと比較するとやや多い分量。
そうめんと似ている和食の麺類であるうどんやそばと比べ、ややカロリーが高いことに加えて、1人前の分量も多いことから、1食分のカロリーは高くなってしまいます。
このことがそうめんは高カロリーといわれる理由の1つと考えられます。
2. 食べやすさ
つるっとしたのど越しが特徴のそうめんは、とても食べやすく、あまり噛むことをしないで食べることができます。その為、咀嚼の回数が少なくなり、満腹中枢への刺激が遅れ、結果食べ過ぎにつながってしまうことがあります。
3. ごはんとのカロリー差
主食の代表・ごはん1人前のカロリーと比較すると、ごはんは小さめのお茶碗1杯で約170kcal。一方のそうめんは1人前270g(ゆで)で約343kcalです。これはごはんの約倍のカロリーです。
もちろん、ごはんはそれだけで食べることは少なく、おかずなどのカロリーも考えなくてはなりません。しかし、ご飯よりもさっぱりとしたイメージがあるそうめんが、実はご飯の倍のカロリーであることはインパクトが大きいですよね。
そのことも、そうめんが高カロリーというイメージにつながっているようです。
管理栄養士のおすすめな食べ方
そうめんをヘルシーに食べるにはポイントがあります。
それは、麺の量を少し減らしその分トッピングをすることです。トッピングの具材が入ることで、ボリューム感がアップし、見た目の華やかさも出ます。そして、麺を減らしても満足感があるのです。
トッピングは、野菜にツナや卵、肉などのたんぱく源を組み合わせることがポイントです。こうすることでそうめん1つだけでも食事のバランスが整い、満足感のある料理になります。
野菜は数種類組み合わせ、1種類は噛みごたえのあるものを使うとよいでしょう。
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