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夜尿症を予防する方法は?
お風呂で排尿しない
お風呂で排尿する習慣がある人は夜尿症になりやすいと言われています。お風呂の暖かさと布団のぬくもりが似ているため、睡眠中に反射的に排尿してしまうことが原因ではないかと考えられています。風呂場で排尿する習慣がある人は直しましょう。
寝る時間を意識する
昼夜関係なく不規則な生活をしていると抗利尿ホルモンの分泌のバランスに悪影響を与えます。昼夜逆転などにならないようにしてください。
骨盤底筋群を鍛える
尿道は男性が8センチ、女性は4センチで短いです。更に女性はお産を経験することで、排尿をコントロールする骨盤底筋が伸びてしまい、しっかりと尿道を締めることが出来なくなります。それが尿漏れを起こす原因ともなるのです。夜尿症は、尿漏れ対策と同じで、骨盤底筋群を鍛えることが有効とされています。骨盤底筋体操を行いましょう。
お酒を飲みすぎない
膀胱に尿がたくさんたまっているのに深酒のせいで目が覚めないことがあります。飲酒はほどほどにしましょう。
これらのことのほかに、ストレスや疲労を減らすことも大切です。日頃から気を付けておけば夜尿症になることはないでしょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
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