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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
料理で使う様々な調味料。なんとなくシンクの下や冷蔵庫に保存していませんか?
実は各調味料に合わせて最適な保存場所があるのです。
そこで今回は、調味料ごとにどこが美味しく保存できる場所なのか、管理栄養士がお伝えいたします。
砂糖と塩は湿気の少ない常温保存
砂糖と塩はとても保存性が高く、法律で表示が定められている賞味期限の表示をしなくてもよい食品に制定されているほどです。
ですから砂糖と塩の保存場所は常温で十分。冷蔵庫で保存する必要はありません。
しかし、そんな塩と砂糖には「におい」や「湿気」に弱いという弱点もあります。
そのため、石鹸や洗剤などを保存することが多いシンク下での保存は避けた方がよいでしょう。湿気やにおいを吸収してしまうのを防ぐ為です。食器棚や食糧庫などに保存すると安心ですね。
保存容器は密閉できるものを使用しましょう。袋を輪ゴムをしただけだと、湿気が入ってしまう心配があります。
また冷蔵庫に保存してしまうと、温度差で袋や容器の内側に水滴がついてしまうことがあり、この水滴によって塩や砂糖が湿気ってしまうことがあります。冷蔵庫での保存は避けましょう。冷蔵庫には匂いの出る食品が入っていることも、保存を避けた方がいい理由の1つです。
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