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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
少子・超高齢化の日本。
2015年10月現在、65歳以上の高齢者人口は3,392万人。高齢化率と呼ばれる、総人口に占める割合は26.7%。
平たくいえば日本人の4人に1人が高齢者という事態になりました。ちなみに、この数字が20%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。
どんどん増加しているお年寄りの一般的な性格イメージとして、「頑固でワガママ」といわれますが、実際にはどうなのでしょうか?
お年寄りの一般的な性格イメージ
たとえば、公益財団法人長寿科学振興財団のウェブサイトを見ると、高齢者の心理的特徴と題して次のように述べられています。
「高齢者では、一般的に感情面や人格面では、年をとるとともに頑固になり、また、保守的傾向が強くなり、人に対してはきびしくなるとともに、疑いやすくなるといわれています。」(参考:健康長寿ネット http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000300/hpg000000227.htm)
こうした見解は、世間ではほぼ自明のこととして、お年寄りの心理や性格だと受け入れられているのではないでしょうか?
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