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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
秋も深まってきたこの時期、忘年会シーズンももうすぐですよね。
忘年会や女子会など、楽しいお酒の席で気になるのがおつまみの選び方。カロリーやバランス、そしてお酒との相性の良さなど気になってしまいますよね。
そこで今回は管理栄養士の私が、いつも飲み会や女子会で選んでいるおつまみメニューと、その理由をお伝えします!
お酒と一緒に摂るべき栄養素は?
肝臓の働きを助ける「たんぱく質」
お酒のアルコール分は、肝臓で代謝されていきます。
その時に重要な働きをするのが肝臓に存在する数々の酵素です。この酵素の材料となっているのがたんぱく質です。
私はこのたんぱく質を補給する為、おつまみとして必ずお肉やお魚、卵料理を取り入れるようにしています。また調理法にも気を使い、生や焼き物、蒸し物を選ぶようにしています。
揚げ物や炒めものなど油を使ったものだと、油の代謝でさらに肝臓に負担がかかってしまうためです。
アルコール代謝でできた活性酸素と闘う「抗酸化物質」
アルコールを代謝した後、体内には活性酸素が発生すると言われています。そして活性酸素が過剰になると、肌の老化やがんなどにも関連してくるとも言われています。
そのため私は、お酒を飲む際は抗酸化物質を積極的に取り入れるようにしています。抗酸化物質は、活性酸素の除去が期待できるとされているからです。
活性酸素の代表は「ビタミンACE(エース)」と呼ばれているβカロテン、ビタミンC、ビタミンEです。
その他、ナスやブルーベリーに含まれるアントシアニンや、鮭に含まれるアスタキサンチンも抗酸化作用が期待できます。
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