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デスクワークやPC作業の姿勢がもたらす影響
ずっと下ばかり向いて作業をしていると、背骨が丸くなり、猫背になってしまいます。
猫背が治らなくなると、「円背(えんばい・えんぱい:脊椎湾曲症の一種)」や「脊椎後弯変形(せきついこうわんへんけい)」といわれる状態になることもあります。そのため、良い姿勢を意識してとることが大切です。
猫背であごが前に出ると、首の後ろ側が縮むため、筋肉が緊張したり、血行不良が起きやすくなります。そうすると、首・肩こり、腰痛が起きやすくなります。
また、自律神経も圧迫されるため、偏頭痛や耳鳴り、眼精疲労・カスミ目といった不調をきたすこともあります。
さらに、内臓も圧迫されやすくなります。内臓が圧迫されると、呼吸が浅くなり、胃もたれ・便秘なども起こしやすくなります。
そのほか、現代病といわれる「ストレートネック」のリスクも高くなります。
姿勢よく座っているとき、頭の重さの負荷は体重の8~13%です。ところが、前にうつむく状態になると頭の負荷がどんどん大きくなります。その重みに耐えるため、首の生理的な湾曲がなくなっていきます。これがストレートネックといわれる状態です。
上記でご紹介した諸症状に加えて「首の痛み」「首が動かなくなる」「めまい」「ふらつき」「寝違いを繰り返しやすくなる」などの症状が出ることもあります。
ここまでご紹介したリスクのほかにも、女性にとっても悩みの種である「二重あご」や「しわ」の原因になる可能性もあるので、気をつけたいですね。
デスクワークは生活習慣病のリスクが高くなる?
デスクワークであまり身体を動かさないことに加えて、日頃の生活でも身体を動かさない生活をしていると、筋力が減り、代謝が悪くなってしまいます。
また、基礎代謝に見合ったカロリー以上の食事や間食などを習慣にしていると、体重(内臓脂肪)がふえて、生活習慣病の原因となってしまいます。
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