(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士)
秋も深まり、実りの秋ですね。
新米に柿、栗にさんまと、おいしい食べ物がたくさんあります。
一方で「涼しくなってきたし、食事が傷むリスクも減るし安心」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は秋も食中毒に注意ということをご存知でしょうか?
今回はそんな「秋に気を付けたい食中毒」について、ご紹介していきます。
食中毒の多くは「秋」に起こっている!?
「食中毒」と聞くと、どの季節が一番多く発生すると思いますか?
梅雨や夏、とお考えの方が多いかと思いますが、実は食中毒の多くが「秋」に起こっています。
なぜ「秋」なのか?
それには「イベントの多い季節」というのが関連しています。
秋は夏に比べて涼しく過ごしやすくなるため、各地で様々なイベントが行われます。運動会や地域のお祭りも多く開催されていますし、お弁当をもって紅葉狩り、なんてこともあるでしょう。
実はこういったイベントの際のお弁当や提供されている食事が原因での食中毒が、多く起こっているのです。
「涼しくなってきたから大丈夫だろう」という油断が、食中毒を引き起こしてしまう、とも言えるでしょう。
スポンサーリンク