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舌下免疫療法の薬はどういうもの?
舌下薬の味は、やや甘酸っぱいもので、舌の下にこの液を滴下します。
舌の下に保持したままそっと2分間ほどおき、その後飲み込みます。このやり方で、最初の2週間で少しずつ量を増やしていき、3週目からは同じ量の薬を毎日内服します。
2回目以降は、自宅で行うことができます。
副作用はある?
アレルゲンを体に取り入れる療法なので、アナフィラキシ―という強いアレルギー反応を起こす可能性は否定できません。
ただし海外の実績では、重篤な副反応が起こることは稀で、比較的安全だとされています。
重篤でない場合も、嘔吐、腹痛、下痢、口唇のかゆみ、浮腫、蕁麻疹、喘息発作、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ──といった副作用が出ることがあります。
最初の治療では、副作用の観察のため投与後30分ほどは院内で経過観察をします。
内服後、数時間は激しい運動はしてはいけません。
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