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理由その1:ホルモンの違い
女性ホルモンのエストロゲンには、血圧を下げる・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の血中濃度を下げるなどの働きがあり、高血圧や動脈硬化を防ぐ効果があります。
エストロゲンが出ている閉経前の女性には、心疾患が少ないのはそのためだと考えられています。
ですから、死亡に結びつきやすい心疾患や脳血管疾患が女性に少なく、寿命を延ばす一因となっています。
理由その2:基礎代謝の違い
基礎代謝とは生きていくために最低限必要なエネルギーのことをいいます。
男性より女性のほうが基礎代謝量は少なく、それだけ少ないエネルギーで生きていくことができます。つまり、環境の変化に適応しやすいといえます。
また基礎代謝量が多いということは、その副産物である活性酸素も増えてしまいます。
そうすると、細胞レベルで障害を起こし、病気が起こるもとになるので、寿命が短くなるともいわれています。
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