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無糖、脂肪ゼロヨーグルトを「糖質量」で比較
ダイエットをしたい人の中には、糖質を気にしている方もいることでしょう。糖質は身体のエネルギー源として必要なものです。
しかし、とり過ぎると過剰分が中性脂肪として蓄えられるため、注意が必要です。
さきほどお話ししたように、無糖のヨーグルトにも糖質は含まれています。脂肪ゼロのヨーグルトにも糖質はふくまれているので、どちらを選んだとしても、多少は糖質を摂取することになります。
そのため、糖質を気にしている方は含まれている糖質量をチェックするようにしましょう。
糖質量をチェックするときにぜひ参考にしてほしいのが、パッケージの裏側の「炭水化物」量の食品表示です。
炭水化物とは、糖質と食物繊維を足したものです。ヨーグルトには食物繊維が含まれないため、「炭水化物の量=糖質の量」ということになります。
無糖、脂肪ゼロヨーグルトを血糖値の上がりやすさで比較
食品には血糖値を上げやすい食品とそうでない食品があります。
食べ物を食べた後に血糖値が急激に上がることで、膵臓からインスリンというホルモンが出されます。このインスリンの作用で血糖値が下がります。
しかし、インスリンがたくさん使われると、身体に脂肪がつきやすくなります。
食品に脂肪分が含まれていると、血糖値の上昇は緩やかになります。本来ヨーグルトは、脂肪分が含まれているので、血糖値が上がりにくい食品です。
では、無糖ヨーグルトと脂肪ゼロヨーグルトを比べた場合には、違いがあるのでしょうか?
脂肪ゼロヨーグルトは、文字通り脂肪が入っていません。そのため、無糖ヨーグルトとの比較では多少血糖値が上がりやすくなります。
ただし、砂糖不使用の脂肪ゼロヨーグルトであれば、そこまで大差はありません。
注意したいのは、砂糖が添加された脂肪ゼロヨーグルトの場合です。この場合、脂肪が入っていない上に砂糖が入っているため、もっと血糖値が上がりやすくなります。
「脂肪ゼロに惹かれて購入したら、砂糖が入っていた」ということもありますから、血糖値を気にしている方はとくに注意しましょう。
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