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慢性的な口臭の原因、病的口臭?
唾液が減ることによる口臭は、細菌がニオイのもとをつくることが原因のため、一時的なものです。
慢性的に続く口臭には「病的口臭」が原因にあると考えられます。病的口臭とは、疾患が原因となって発生する口臭をいいます。
病的口臭のほとんどの原因は、口の中の疾患です。虫歯も含め、口臭の原因となる疾患は次のものがあります。
・虫歯や歯周病などの口の中の疾患
・蓄膿症(ちくのうしょう)や咽頭炎(いんとうえん)などの鼻やのどの疾患
・胃炎や胃潰瘍など消化器の疾患
・糖尿病などの代謝や内分泌疾患
これら病的口臭は、疾患そのものを治療することが必要となります。
対人関係においても気になる口臭。慢性的な口臭が気になるようでしたら、これらの原因を治療するためにも、一度病院へ相談してみましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
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