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更年期をのりきる3つの方法
1.生活習慣を見直してみる
まずは、こころとカラダに負担がかかっていないか、見直してみましょう。具体的には、生活リズムを整え、バランスの良い食事を心がける、適度な運動をするなどです。
また、自分なりのストレス発散法をみつけることもひとつでしょう。
2.カウンセリング
つらい気持ちを専門家に伝え、正しい情報や日常生活におけるアドバイスをもらうだけで気持ちが軽くなった、という人もいます。もし、生活習慣を見直してみても、なかなか症状が改善されないときには、女性のカラダの専門家である婦人科の医師に、まずは相談してみましょう。
3.薬物治療
セルフケアで様子をみても良くならない、むしろ悪化する、日常生活に支障が出るほどの症状がある、こんなときは治療が必要な場合もあります。
治療には、おもに次のような薬物を使って行われます。
ホルモン補充療法
更年期に低下してくる女性ホルモンを補う。
漢方薬
ココロとカラダ全体のバランスをととのえることで、症状の緩和を目的とする。
安定剤・抗うつ剤・睡眠薬
日常生活に支障をきたすほど気分が落ち込んだり、不眠がつづく不安感が強いなどの症状がある場合に。
「更年期だから仕方がない」と我慢し続けると、かえって症状を悪化させることもあります。
またなにか別の重大な病気が更年期に影を潜めている場合もありますから、なかなか改善されないときには、一度婦人科を受診しましょう。
<執筆者プロフィール>
青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー
株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験があるベテラン助産師。
現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。プライベートでは一児の母。
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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