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水素水を飲むときの注意点
商品や生成器によって異なりますが、水素水の濃度は、1.0PPMから1.6PPM程度が一般的といわれています。しかし、水素ガスは、空気に触れることで、抜けてしまいます。
そのため、時間が経つごとに水素水の水素濃度は低下していきます。このことから、水素水を飲むときには、開封したてのものや生成したてのものを選ぶことをおすすめします。
また身体は、長い時間水素を蓄積することができません。
ですから一気に摂るのではなく、回数をわけてこまめに摂るようにしましょう。さらに活性酸素は、その人にとって激しい運動をするとき、ストレスが多いとき、紫外線を浴びたとき、喫煙や飲酒をしたときなどに多く発生します。
このようなときに意識して水素水を摂取するのも、ヒドロキシラジカルの除去に役立つでしょう。
健康や美容に効果があるといわれる水素水。水素水の特徴も理解し、上手にとりいれてみるのもよいでしょう。
しかし水素水を飲んでいたら、活性酸素から身体を守れるということではありません。活性酸素対策の食事と運動のポイントをお伝えします。
活性酸素対策のための食事と運動のポイント
その1:抗酸化食品の摂取
活性酸素が発生することで、身体は酸化します。意識的に抗酸化食品を摂取し、酸化を防ぐとよいでしょう。
抗酸化食品とは、ビタミンや色素に多く含まれます。具体的には、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、βカロテン、カテキンなどがあります。
ビタミンCはキウイフルーツやイチゴなど、ビタミンEは大豆やナッツ類など、ポリフェノールはブルーベリーやココアなど、βカロテンは緑黄色野菜など、カテキンは緑茶に多く含まれています。
 
ビタミンや色素のある食品を意識して日頃からとりいれましょう。
その2:アルコールは適量に
肝臓がアルコールを分解する時に活性酸素が発生するといわれています。アルコールの飲みすぎには注意しましょう。
その3:軽い運動の実践
身体によいと思われている運動ですが、その人にとってハードすぎる運動は活性酸素をたくさん発生させてしまいます。やっていて「きつい!」と感じない程度の運動をとりいれるようにしましょう。
<執筆者プロフィール>
桜 イクミ(さくら・いくみ)
管理栄養士・健康運動指導士・フードスペシャリスト
株式会社 とらうべ 社員。病院での栄養管理・栄養指導の経験を経て、現在は企業で働く人の食と健康指導を行っている
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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