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閉所恐怖症の症状は?
発汗やしびれ、めまい、動悸、息苦しさ、不安などが代表的な症状です。健康な人でも緊張状態のときにはこのような状態になったりしますよね。
閉所恐怖症の人は、恐怖を感じる環境におかれることでこれらのパニック発作が現れます。発作の程度は人それぞれですが、呼吸困難で救急車で運ばれるような事態も起こるのです。
しかしこれらの発作によって命に影響があることはありません。
閉所恐怖症の原因は?
明らかな原因は特定されていませんが、いくつかの原因が考えられています。
まずは脳内神経伝達物質であるセロトニンの分泌以上から起こるという解剖学的な原因。この場合は親や兄弟にも恐怖症やパニック障害が発症していることが多く、遺伝的な要因とされています。
トラウマにより発症することもあります。子供のころ物置などの狭い空間に閉じ込められた経験や、飛行機事故で怖い思いをした経験、エレベーターに閉じ込められた経験などの記憶が引き金となり、パニック発作を起こしてしまうのです。
また性格的な傾向という要因もあります。パニック障害や不安障害、恐怖症にかかる人は、神経質・完璧主義といった性格の傾向があるようです。
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