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自分や家族が閉所恐怖症になってしまったら
閉所恐怖症には、薬物療法・認知行動療法・曝露療法・カウンセリングなどの治療方法があります。
症状が軽いと「気の持ちよう」と思ってしまいがちですが、発作を重ねていくうちに不安は大きくなり悪化してしまう可能性があります。閉所恐怖症かなと感じたら、一度医療機関を受診することをお勧めします。
閉所恐怖症の発作は、1人でいるときが1番起こりやすく、「家族と一緒だと安心する」「誰かが手を繋いでいてくれると発作が起こらない」という声もあります。身近な人が閉所恐怖症に理解を示し、協力することが対策になりそうです。
また普段から運動をすることやヨガなどでリラックス出来るようにしておくと、心を落ち着かせる練習になります。
閉所恐怖症は発作が起こり得る環境が多岐に渡り、日常に支障を来す場面が多くあります。
気持ちの問題と捉えて無理を重ねてしまうことがないようにしてくださいね。気にしすぎは悪循環です。適切な治療を受ければ治るものなので、前向きに医療機関を受診してみてください。
【参考】
せせらぎメンタルクリニック『閉所恐怖症の原因と治療・克服法』(http://seseragi-mentalclinic.com/claustrophobia/)
<執筆者プロフィール>
松本 たお(まつもと・たお)
正看護師・新生児蘇生法NCPR専門コース終了認定者
精神科・産婦人科・助産院での臨床経験を持つ正看護師。現在は育児に奮闘中二児の母。
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