(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
「お正月はゆっくりしよう!」と家でゴロゴロと過ごす人も多いでしょう。
食事の時間になってもお腹が空かずに欠食をしたり、反対に食事に加えだらだらと間食をしたりすると、胃もたれや便秘・下痢などの症状が起こることがあります。
このような症状の予防・改善には、適度に身体を動かすことや食事の時間とそうでない時間のメリハリをつけることが大切です。
また食事の内容では、消化が早いもの・遅いものを上手にチョイスすると、不快な症状の予防や改善に役立ちます。
それでは具体的にどのようにしていくと良いのか、詳しくご紹介いたしましょう。
「消化」を考えた食べ物の選び方とは?
動かない年末年始のおすすめは「消化が早いもの」が良いかというと、じつはそうとも言い切れません。
消化が早いということは同時に、栄養素の吸収が早いということです。
胃腸への負担が少ない反面、血糖値が上がりやすく腹持ちが悪いためすぐにお腹が空いてしまいます。そうしてだらだらと食べていると正月太りにつながるのです。
一方で消化が遅いものは、消化が良いものに比べると胃腸に負担をかけます。
その反面、血糖値を上げにくく腹持ちを良くします。どちらもメリット・デメリットがあります。
そこで上手に選ぶ方法は「食事は消化が遅いものを取り入れ、間食は消化が早いものにする」です。さらに詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク