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健康な体力に充実した気力は宿る
極端な精神主義ならば「体力などなくても気力さえあれば何でもできる」とうそぶくかもしれませんが、体力がきちんと機能している時、気力も充実します。
たとえば、気力がなくなる「うつ病」では、神経伝達物質のセロトニンが少なくなっていることが分かっています。セロトニンは体力を構成する成分といえるでしょう。
食事、運動、睡眠など基礎的な生活習慣を整えることで、私たちの健康は保たれます。
それはいいかえると、体力が健全に維持されるという意味です。そのことが基盤にあって、私たちは、元気に活発に、困難にも積極的に取り組んでいける「気力」を充実させられます。そして、その効率的活用方法として、呼吸法、リラックス法、さまざまな気力(メンタル)トレーニングがあるのだと思います。
【参考】
東洋経済オンライン『気力がない人は例外なく「体力」が足りない』(http://toyokeizai.net/articles/-/129543)、『事実!仕事人生は「体力」で差がついていく』(http://toyokeizai.net/articles/-/129542)
<執筆者プロフィール>
山本 恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院卒、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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