“素敵ママ”にならないと? SNSやブログが与える影響と付き合い方

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“素敵ママ”にならないと? SNSやブログが与える影響と付き合い方

公開日時

 
執筆:座波 朝香(助産師、保健師、看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
 
 

育児中の日常の様子をSNSに投稿することがルーチンの人、見るだけの人など、SNSとの付き合い方はさまざまでしょう。

 
そんな中、周りのママが素敵に見えてしまい、悩む方もいます。
 
そこで、育児中のママにとって、SNSやブログが与える影響や、SNSとの付き合い方について考えてみました。
 

 

どんな風にSNSとつき合っていますか?

 
「ママ友のインスタグラムを見ると、素敵に見えてしまう。自分ももっと頑張らないといけないと、落ち込んでしまう」
 
「ママ友になりたてのときには、互いにSNSをフォローし合うことでつながることができるけれど、続かない」
 
「フォロワーが減ると、悲しい気持ちになる」
 
「投稿への反応を待つ間はむなしく感じるけれど、反応があると嬉しくてやめられない」
 
「過去の投稿を振り返ることで、子どもの成長を感じることができる」
 
「ママ友が投稿した育児の悩みや失敗談をみて、自分だけじゃないと励まされる。自分が投稿したときも、みんなが励ましてくれる」

 
この他にも、便利グッズや、お出かけ情報などの情報収集のためにSNSを使っているという方もいるでしょう。

 
 

「アレもコレも」で余裕のないママたちもいる

 
このように、ママたちがSNSを使う動機や付き合い方はさまざまですね。
 
中にはSNSで他のママの育児の様子を見ることで、自信をなくしているママもいるようです。また、育児・家事・仕事・自分のおしゃれや美容もなどと、他の人が余裕のある様子を見ると、自分に余裕がないときほど、比較して落ち込んでしまうこともあるでしょう。
 
ここで気をつけたいのは、「アレもコレも」と忙しくしていると余裕がなくなり、どれも中途半端になることです。
 
実際の育児相談では「子どもの夜泣きが良くならない」、「食事を食べてくれない」などの一般的な育児の悩みでも、話を聞いていくうちに、余裕がなく煮詰まりすぎていることが根本の悩みであることは、よくあることです。
 
そのような状態の場合、食事を作りながら子どもをあやしたり、仕事のことを考えながら子どもと接したりしていて、子どもと密に向き合うことができなくなってしまっていることがあります。
 
子どもは、たとえ赤ちゃんでも大人の様子にとても敏感です。
 
もしもほかのママが素敵に見えて自信をなくすことがあったとしたら、「アレもコレも」をほんの少しの期間はあきらめて、手抜きができることや人に任せられることは頼る、ということをおススメします。
 

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