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お尻や背中のニキビ、その予防と対策とは?
ニキビができ、悪化させる要因としてストレス、生活習慣の乱れがあげられます。
適度にストレスを発散することで、生活習慣の乱れも改善されることもあるでしょう。
また角化異常を起こす要因として、乾燥や紫外線の影響によってお肌を守るバリア機能の低下もあげられます。背中やお尻も意外と乾燥することで皮脂コントロールが乱れることもありますから、保湿を心がけましょう。
そして肌への刺激をできるだけ少なくすることも予防のひとつです。
下着の素材を刺激の少ないものにする、洗剤や柔軟剤も肌にやさしいものを選ぶ、肌に触れるものの清潔を心がけるなどしてみましょう。
意外と見落としがちなのは、お風呂のとき。
シャンプーやコンディショナーをすすいだ際、背中までしっかり流さず、成分が残っていて悪化させてしまうことがあります。ボディソープもふくめ、洗い残しのないようにしましょう。
そのニキビ、本当にニキビ!?
以前は、軽症であれば市販のニキビ用化粧品やスキンケアで対応することが多かったニキビ。
最近では治療法が進んで、医師間での治療のガイドラインも整い早期から治療できるようになりました。
間違ったスキンケアでかえって悪化させてしまうこともありますし、ニキビかと思いこみ「そのうち治るだろう」と思っていたら、たとえば粉瘤(ふんりゅう)など、実はちがう皮膚疾患だった、ということもあります。
また根本的な原因のひとつとして、ホルモン異常から起因している場合もあります。
セルフケアをしてもなかなか治らない時には、一度、皮膚科を受診して診てもらいましょう。
<執筆者プロフィール>
青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー
株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験があるベテラン助産師。
現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。プライベートでは一児の母。
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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