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腸疲労への対処法
食欲がなくても、回復力を高めるためには少量ずつでもいいので、よく噛んで食べることが大切です。下痢がひどいときにはとくに、水分補給を十分に行ってください。
また、食事をするときには次のことに気をつけましょう。
・食事時間を決める。
・1回量を少なめに。食べ過ぎない。
・塩分や糖分は控える。薄味。刺激の強い香辛料は使わない。
・良質なたんぱく質、ビタミン、適度な水分を摂る。
・食物繊維は、水溶性食物繊維(果物や海藻類、キノコ類などに含まれる)と不溶性食物繊維(玄米やイモ類、根菜・豆類などに含まれる)の両方を摂る。
・食べ物の温度は、冷たすぎず、熱すぎず。
食生活のほかにも、夜更かしせず、睡眠時間を十分に確保することも心がけたいですね。自律神経を整えることにもつながります。
また腸の蠕動運動を活発化させるためには、腹筋を鍛えること、ストレスを解消すること、適度な運動で代謝をあげることが大切です。
締め付けの強い下着や洋服の着用も避けましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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