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中性脂肪は体内脂肪の元!
脂肪が敵視される原因の一つとして、「脂肪としてため込んでしまうと太ってしまう」ということがあげられます。
エネルギーが余ってしまうと、体は脂肪細胞の中に中性脂肪をため込みます。
そのため、中性脂肪が高いということは、それだけ体内に脂肪をため込んでいるということが言えるのです。
脂肪をため込みすぎてしまうと、血糖値のコントロールが悪くなってしまったり、体内の代謝が悪くなってしまうことでより太りやすくなってしまうなどの悪循環となってしまいます。
中性脂肪が高いと診断された場合には、カロリー摂取について考え、運動を日常生活に取り込むようにするとよいでしょう。
人間は飽食となった期間よりも飢餓で苦しんでいた期間が圧倒的に長いため、エネルギーをため込む働きが消費する働きよりも勝っています。
そのため、昔は重宝していた働きですが、今は意識的に節制しないとかえって体に負担をかけてしまうことになります。
気になる方は和食中心に
脂質は、体にとってなくてはならない栄養素です。
一方で、過剰にとりすぎてしまうと体にとって負担となりかねないという二面性をもっています。
近年、脂質が少ない食事として和食が注目されています。
中性脂肪や悪玉コレステロールが高いと診断された場合には、食事を和食にしてみるところから、初めてみてはいかがでしょうか?
<執筆者プロフィール>
山村 真子(やまむら・まこ)
看護師・西東京糖尿病療養指導士、一児&犬二匹の母親兼主婦。現在は医療系ライターとして執筆活動中
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