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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
花粉症は例年、2月上旬ころから飛散がはじまり、5月上旬ころまで症状に苦しめられます。
今年、スギ花粉は2月下旬から3月下旬までがピーク、その後ヒノキ花粉が4月にピークを迎えるそうです。
花粉症になりやすいだとかなりにくい、といったことはどうして起きるのでしょうか。
ご一緒に詳しく見ていましょう。
今年の花粉症:基礎知識
花粉飛散量は、前年の夏の気象に影響されます。
「気温が高く」「日照時間が多く」「降水量が少ない」と、ヒノキやスギの花芽が多く、翌年春の花粉飛散量が多くなるとのこと。
ここから2017年春は、九州・四国・近畿・東海の各地方が例年より多く、北陸・中国地方は例年並み、関東・東北地方は例年より少なめ、北海道が少ないという予報が出ています。
現在、日本人のおよそ3割が花粉症だといわれています。
季節性アレルギー性鼻炎というのが正式名称です。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりの「鼻の3大症状」、かゆみ・涙・充血といった「目の症状」、のどや皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽさなど、さまざまな症状に苦しめられます。
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