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腸内フローラを良い状態にするポイントは?
腸内フローラを良い状態にするということは、善玉菌を増やし悪玉菌を増やさないようにするということです。
そのためには、次のことに気をつけましょう。
ストレスを溜めない
腸の働きは、自律神経がコントロールをしています。強いストレスを受けると自律神経が乱れ、腸の蠕動運動が鈍くなるなど、悪玉菌が増殖しやすい環境になります。
睡眠時間を十分にとる、ゆっくりお風呂に入る、好きな音楽を聴くなど、1日の中でリラックスできる時間をつくりましょう。
善玉菌そのものを積極的に摂る
発酵食品(ヨーグルト、チーズ、納豆、ぬか漬・粕漬・麴漬、キムチ、味噌など)には善玉菌が多く含まれます。
腸内で善玉菌を増やす働きをする食品を摂る
善玉菌のエサとなる食物繊維、オリゴ糖を含む食品(ゴボウ、玉ねぎ、キャベツ、バナナ、はちみつ、海藻類など)を摂ると、善玉菌が増殖し、腸内環境を整えます。
悪玉菌を増やす食品を控える
悪玉菌はたんぱく質や脂質が大好物。肉料理や揚げ物などに偏らず、豆腐や魚などのたんぱく質が多い食品を組み合わせ、主食・主菜・副菜をそろえたバランスの良い食事にしましょう。
朝ごはんを食べる
朝ごはんを食べないと腸の蠕動運動が活性化されないばかりか、自律神経のバランスを乱す原因にもなります。
腸内フローラは日々変化しています。
毎日自分の状態をチェックしながら、良い状態を維持する生活を取り入れて継続することが、ココロとカラダの健康につながります。
<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー。
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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