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その3.肩甲骨の上下運動と回転のストレッチ
Step1. 手のひらを外側に向けてバンザイします。
Step2. 肘をまげながら、斜め後ろ方向に動かします(左右の肩甲骨を引き寄せるイメージです)。
Step3. 肘をしっかり曲げて、胸を張ってください。
Step4. この動作を、大きく、ゆっくりと5〜10回おこないます。
いかがでしたでしょうか。
目の疲労と肩こりの関係、そしてその解消法についてご紹介しました。
原因がわからないと思っていた肩こり、もしかしたら「目が疲れている」というシグナルなのかもしれません。
パソコンや携帯電話といった情報機器は、必需品で生活には欠かせないもの。まったく使わないというのは現時的には難しいものです。
ですから、使用中は意識的に休憩を入れましょう。それだけで、目の疲労を防止することができます。
忙しいからこそ、大切な目を大事にしてあげるようにしたいですね。
【参考文献】
*矢野雅彦:VDTと眼精疲労, 四国医学雑誌第58号, p84~86, 2002
*長岡隆志(著):幸せになる!か・ん・た・ん「肩こり」ストレッチ, 秀和システム , 2012
*日本眼科学会ホームページ|眼精疲労(http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_gansei.jsp 2017年2月10日閲覧)
*日本理学療法士協会:腰背部痛 理学療法診療ガイドライン(URL:http://www.japanpt.or.jp/upload/jspt/obj/files/guideline/07_back_pain.pdf 2016/5/28閲覧)
<執筆者プロフィール>
森 ジュンヤ(もり・じゅんや)
理学療法士国家資格取得。急性期総合病院、回復期リハビリ専門病院、訪問看護ステーションにて臨床経験を経る(現在10年目)。専門分野は保健衛生分野。現在は医療関連記事、動物臨床医学、保健衛生学についての執筆を行う。
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