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一時的な疲れに必要な栄養素
本来の修復作用を働かせるためにはエネルギーが必要です。
そのためには、エネルギー源とビタミンB1、B2、B6が必要です。エネルギー源は食事から摂取するほかに、体内に脂肪として蓄積されています。
けれど、ビタミンB群は水溶性のため使われない分は尿に溶けて排泄されてしまうため、身体に溜めておくことができません。
なんとなく疲れた、明日に疲れを残したくない、そんな時にはビタミンB1、B2、B6を摂り、休息時の疲労回復をサポートしましょう。
それぞれのビタミンを含む食品・食材は以下の通りです。
・ビタミンB1を含む食品
豚肉、胚芽米、納豆など
・ビタミンB2を含む食品
卵、納豆、乳製品など
・ビタミンB6を含む食品
かつお、まぐろ、レバー、バナナなど
慢性疲労に必要な栄養素
慢性疲労には、疲労回復をサポートするビタミンB群と一緒に疲労回復機能を高める栄養素を摂ることが有効です。
おすすめの栄養素を紹介します。
タウリン
疲労回復に重要となるエネルギーを全身の細胞に供給しているのは肝臓です。タウリンは肝臓の働きを活発にし、エネルギーの代謝を促します。
つまり、タウリンを摂ることによって肝臓が活発に働き、エネルギー供給の働きを促してくれるので、疲労回復機能を高めるのに役立ちます。
アリシン
ニンニクに含まれるアリシンは、ビタミンB1の働きをサポートします。水溶性のビタミンB1 とくっつき「アリチアミン」という物質に変化します。
アリチアミンはビタミンB1と同じ働きですが、吸収力が高く、脂溶性に変わり、持続力もあって疲労回復効果を高めます。
硫化アリル
玉ねぎやニラ、長ネギに含まれる香り成分です。働きはアリシンと同じで、ビタミンB1とくっついて「アリチアミン」に変化します。
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