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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
「菌活」というコトバを聞いたことがありますか?
Weblio辞書には、菌活とは「きのこや、微生物を利用してつくられる発酵食品を日常的に摂取することを意味して用いられている語」と定義されています。
それでは、菌活に相当する食品を摂取すると、どのような効果が得られるのでしょうか?
今回は、菌活に着目し、身体によいとされる菌のさまざまな効果をご紹介いたしましょう。
「菌活」の発祥は「きのこ」にあり
「菌」という漢字は、訓読みで「きのこ」と読むことをご存知ですか?
そして、「菌活」というコトバは、きのこで有名なあのホクト株式会社(以下、ホクト社)が2013年に考案したといわれています。
ホクト社のプレスリリースには、「皆さまに健康で豊かな生活を送っていただくために、きのこのさまざまな栄養や効果効能をもっと知っていただき、健康価値が高いきのこを一年を通してもっと召し上がっていただく、『きのこで菌活』を2013年より提唱した」、と記載されています。(※)
さらにホクト社は、テレビのCMで「菌活」というコトバを全国に初めて発信した、2013年5月24日を「菌活の日」と制定しています。
このように、「菌活」は、「きのこを積極的に食べよう」という、食用きのこ製造メーカーのPRに端を発し、その後乳酸菌や麹(こうじ)菌など対象範囲が拡がり、現在は「身体によい影響をもたらす菌」として、より広い意味のコトバになってきたのです。
※出典:『@プレス』ホクト株式会社が『菌活の日』制定(https://www.atpress.ne.jp/news/101783)
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