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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
医療監修:株式会社とらうべ
ハイストレス社会の中で毎日、翻弄されている私たち。
ストレスにどっぷり飲み込まれないで、こころ穏やかに、落ち着いて現実に対処できるようになりたいものです。
それができなくて、心身の健康を危うくし、豊かさを追いかけて幸せになれないでいることもあるでしょう。
そんな現代人に今、「マインドフルネス」が注目されています。
今回はこのマインドフルネスについて、ご紹介していきましょう。
マインドフルネスとは
日本マインドフルネス普及協会(http://www.mindfulness-fukyu.net/)によると、マインドフルネスとは「今、ここに対する適切な気づき」とのこと。
生き方、あり方、かかわり方とでもいえることなのでしょうか。
そんな、態度レベルの特徴に対して、実際の手法レベルでは、「瞑想(マインドフルネス瞑想)」が取り入れられ、欧米諸国を中心に、ビジネス・教育・精神医療などで大きな成果が上がっているといわれます。
そのルーツには仏教哲学やインド哲学といった東洋思想があるとのこと。
その意味では、日本文化も、仏教思想やこれに基づいた生活文化、たとえば、華道・書道・茶道などが盛んですし、禅の瞑想やヨガなどのエクササイズもまた盛んです。
これらはマインドフルネスとの親和性も高いと思われます。
ともあれ、瞑想などの手法を通して、「今、ここ」に意識を集中することで、邪念から解放されるというのが、マインドフルネスが指向するところのようです。
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