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レジスタントスターチの取り入れ方
日常の食生活には、レジスタントスターチのタイプでご紹介した(1)と(3)が、取り入れやすいです。
糖質はおもに主食から摂取しますから、ご飯やパン、麺類などに取り入れると効率的です。
具体的には、全粒粉のパン(ライ麦パンなど)やうどん、パスタ、冷蔵したご飯、おにぎり、寿司などです。
主食以外のメニューでは、カボチャやコーン、ジャガイモなど糖質を多く含む食材で作ったポタージュやサラダ。
また、大豆水煮や豆腐などの豆類加工品も、加熱して冷やして食べるとレジスタントスターチを摂取することができます。
レジスタントスターチの摂取で注意すること
食品に含まれるすべてのでんぷんがレジスタントスターチになるわけではありません。
また、たくさん摂れば良いというわけでもありません。
食事のバランスを整える上で、糖質を摂取する選択肢のひとつとして取り入れるのが賢い方法です。
なにより、冷たい食材ばかり食べていると内臓を冷やしてしまいます。
温かい汁ものや飲み物を添えるなど、献立に工夫をしましょう。
日本人は食物繊維が不足傾向であると指摘されています。
とくにダイエットを意識する女性は、食事量を減らすことにより食物繊維も不足しがちです。
結果的に便秘や肌荒れを起こすことも少なくありません。
レジスタントスターチを上手に取り入れると、食物繊維不足を補う効果もありダイエットや美容をサポートしてくれます。
ぜひ今回の記事を参考に、毎日の食生活で「レジスタントスターチ」を上手に活用してください。
<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー。
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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